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ヒミズ
作:古谷 実
全1-4巻

ヒミズはモグラ科の動物。日に当たると死んでしまう(日みず)。
人生に夢も希望も持とうとしない中学3年生の住田。彼は誰にも迷惑をかけずに生きようとする。不幸にも幸福にも遭遇しないように彼はヒミズの様に日々を重ねていくが、ある日母親が愛人と蒸発、その矢先住田の”元父親”が住田の前に現れる。その時住田がとった行動は・・・。

結局住田は父親を殺してしまう。それはある側面では衝動的であり計画的でもあった。住田は父親を殺害した後、4つの選択視を考える。1自首、2自殺、3幸運を探し続ける、4そして最後に今から頑張って立派な大人になる。
住田はどこまでもストイックに自分自身を追い込んでゆくが周囲の人々は彼の悩みや不安を理解できないでいる。周囲の人々からだんだん距離を置き始める。自分の”死”や”運命”や”境遇”について考え始める、学校にいかなくなる、自分を慰めない事を、多少の不幸で嘆かないと、誰にも迷惑はかけないと誓う、無数に起きる無残な犯罪も住田は冷静に現実として受け止め始める。そして”オマケ人生”と称して”悪い奴”を探しに街を歩く。住田の為に人を殺して6000万を盗んだ正造、彼女の茶沢さん、きいち、多くの変質者、そして住田を見つめる死神の影。

物語の中で起こる事が日常的なのか非日常的なのか、考えや思いが被害者なのか加害者なのか、住田の思考の中は赤裸々に暴かれ、住田はその答えをみつけ始めるのだ。気づけば人間の根本的な衝動と煩悩と愚かさがそこには、ある。
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