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暗いところで待ち合わせ
乙一
2002年
幻冬舎文庫

「警察に追われている男が目の見えない女性の家にだまって勝手に隠れ潜んでしまう」という物語。ある事件をきっかけに12月のある2週間を二人は同じ家で過ごす事になる。他人の気配におびえるミチルと障害者の家に逃げ込んだアキヒロ。切なさと黒々しさの極みとして知られる乙一作品の特徴は構成力とプロット、そして奇抜な譬喩力にある。実際に読んでみるとわかるが、感情を譬える為の譬喩がかなり多い。そして中盤から背中を押されるようなスピードでストーリーは倍テン進行し始める。意外性と苦悩、せつなさとやさしさが、結末の中で一つの線になって、読後感は妙にすっきりしてしまう、とても読みやすい映像的な文章だ。恐怖という要素は、二人の強烈な”感受性”と”気配の会話”の中にあって、それが暗闇の”空間”と”恐怖”を作っている。目の見えない女性の鋭敏な感覚が目の見えないなにかを具現化さしているようで、それが、終始感じる恐怖。
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コメント


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私、乙一ダイスキなんだよね!!v-238

「夏と花火と私の死体」からファンです。
ZOO,GOTH,暗黒童話、失はれる物語 、どれも好き。

暗黒童話のカラスと女の子の話は凄く・・・うん、素敵!

遠藤 徹の「姉飼い」って知ってる??
かなり不思議でいっちゃってる世界観がたまらないよ~~。

最高とも最低ともいわれてる本です。
機会があったら是非!

naho :-P | URL | 2005-10-28(Fri)03:58 [編集]


友達から「平面いぬ」と「暗いところ..」をもらったんだけどすごい展開が上手くて面白いよね。”爆笑問題のススメ”に乙一が出てた時に、乙一自身すごい引きこもりで学生時代は爆笑問題のラジオばっかり聞いてたっていってて、主人公と乙一がダブって更にせつなくなってしまう。中島らもの”バンドオブザムーン”も最高と最低の小説。

yusuke | URL | 2005-10-28(Fri)11:35 [編集]


それはちょっと切なくなるゾ・・・。
らもの、それは知らないや~~。
今度読んでみる!!!

ちなみにらもでは「白いメリーさん」がお気に入り~~~。

naho :-P | URL | 2005-10-29(Sat)03:53 [編集]


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