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gunma



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群馬という場所に約6年ぶりに訪れて、改めて日本は山国なのだなと気付かされる。刈りどき真っ盛りの稲が放つ懐かしい香りと、遠くに見える山々の所々にかかる霧がはれると、山の一つ一つが持つ線の輪郭が見えて、綺麗な曲線が浮かび上がる。

田園風景の中にぽっかりと浮かぶ赤城山はその中でも飛び抜けて神々しく堂々として、僕達の雑念もかき消してくれているようでなんとも不思議な気持ちになる。富士山もそれだけをみると気がつかないが、周囲の山と見比べてみるとどれだけ特別な輪郭を持っているのかがわかる。遥か昔から日本人がその曲線に魅せられたように山々は今でも特別な存在だ。

赤城山の中に佇む大沼といわれる小さな沼に着いて車から降りると、そこは冷凍庫の中のような寒さだった。朱色の細い橋をはさんだ向こう側には砦のようなものがあって、小さな神社があるが寒すぎてとてもそこまではいけなかった。霧が沼のすぐ上まで降りてきて、なんとも異様な風景で、神隠しにあいそうな恐ろしさがあった。なんだか人が入り込んではいけない場所のような気がしてきて、すぐさま車を走らせた。

その日は見事な満月だった。途端にだんごが食べたくなるほどにパーフェクトな円をみせてくれた。周囲の木々に群がる鈴虫が鳴いて、すこし冷たいぐらいの秋風が吹いて、ただっ広い大地全体に月のあかりが反射して電灯なんていらないくらいだ。

赤城山の麓にある友人の家に泊めてもらった。夜はそれはそれは静かなこと極まりなく、何もせず座っていると自然と目がトロトロしてきて眠たくなる。昼か夜かよくわからん生活を送っているとわからない自然のチカラみたいなものを体で感じる。東京で住むよりも邪念は少ない。一つ一つの行動に誠実に、丁寧な時間をすごす。例えば好きな時間に欲しいものを手に入れられて、いつでも誰かと連絡をとれる環境にいると、逆につながりが希薄になったりリズムを保てなくなったりするものだ。

中目黒から新町という駅まで2時間かけて辿り着いて、1泊だけして帰った。それ以上に長い時間をすごして、大きいエネルギーに触れた。









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